モノづくりが学生時代からとても好きだったので、たくさんの工程を経て作られる基板はとても作り甲斐があるモノです。

吉松 歓汰郎

産業システム機器部 FAシステムグループ

2020年入社|5年目

YOSHIMATSU Kantaro

吉松 歓汰郎
Q.1
現在どんな仕事をしていますか?
工場の自動化装置の設計から立ち上げまでの一連の業務を担当しています。具体的には自社の基板工場の人が手で行っている作業を自動化し、省人化や無人化するための装置を制作しています。自社向けだけでなく、お客様向けにも自動化装置を納めています。業務における私の役割は装置の電気担当です。電気担当以外にも装置のメカ担当がおり、主にハードを担当しています。装置の設計段階では装置の配線図作成や、部品の手配を行い、装置を組み立てる段階ではソフトを作成します。 装置をどのように動かすかメカ担当と話し合い、理想の動きを求めて試行錯誤しています。装置のハードが完成すると実際に動かしてデバックを行います。大がかりな装置の場合は、一人ではなく二人で作業する事もあります。デバック作業が終わり次第、装置の納品が可能となりますが、納品をして終了ではなく、納品後は現場で正しく動作しているかの確認までしっかりと行っています。
Q.2
入社以降、過去に携わってきた仕事が、
今の仕事に活きていると思う点は何ですか?
過去に携わってきた装置は様々ですが、基本的にはロボットプログラムを担当してきました。ロボットの動きはどれも違うのですが、装置の動作としていかに単純明快なプログラムを作成できるかを考える力が身についたと思います。誰が見ても一目でわかるような、そんな作りをしているプログラムを作成できるように日々試行錯誤しながら業務に取り組んでいます。業務での経験を積む中で、実際に装置を使用する作業者の要望を取り入れたり、現場で臨機応変に対応する力も少しずつ培うことができました。
Q.3
仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
装置を納めてお客様が喜んでいるところを見たときです。ご要望通りの装置ができたときはとても嬉しく思います。 正直、お客様のご要望通りの製品を実現することはとても大変です。同じ装置を作ることは少なく、ご要望に対しては柔軟な考え方を持って対応する必要があります。みんなでアイディアを出し合い、どうすればご要望を実現できるかを考え、難しい問題を解決していきます。問題を解決できたときは大きな達成感とやりがいを感じます。
Q.4
メイコーを選んだ理由と入社の決め手はなんですか?
私が産業システム機器部の技術職を選んだ理由は、モノづくりが学生時代からとても好きだったので、たくさんの工程を経て作られる基板はとても作り甲斐があるモノなのではないかと感じたからでした。加えて、電気製品に必要不可欠な部品である「基板」を作ることができれば、様々な分野で社会に貢献できると考えました。その中でもメイコーに決めたのは、基板を製造する工程を一貫して全て行っていること、幅広い分野の基板を作っていることが、他の企業にはなく魅力的だったからです。基板の生産工程は非常に多いので、それらの工程の自動化を支えるメカトロニクス技術の仕事内容にとても惹かれました。様々なアイディアでその場所、工程ごとに適したものを作れることにやりがいを感じたことも入社の決め手となりました。
Q.5
働いて感じる、メイコーの魅力はどこですか?
様々な挑戦ができるところです。基板は電気を使用する製品全てに使用されており、電気自動車からスマートフォンまで大小問わず様々な製品を作っているので、幅広くモノづくりができることがメイコーの魅力だと感じています。私が所属する産業システム機器部は基板ではなく装置を作っており、基板だけではなく様々なモノを作る装置の自動化を行っています。社内の装置だけでなく社外の自動化装置を作ることもあり、たくさんの経験ができるところも魅力だと感じています。
Q.6
これから挑戦していきたいことはありますか?
まだまだロボットプログラムの作成や、ユニットの調整などしか実際に作業できていないため、電気配線図の設計や、PLC(シーケンス制御)の動作作成など、業務の幅を広くして柔軟に仕事ができるよう努力しています。 また、装置を作る上でハード面においても知見があれば、装置をより良いものにできると考えているため、電気関係が一通りできるようになったら少しずつハードも学んでいきたいと思っています。
Q.7
今のあなたにとって、メイコーはどんな場所ですか?
私にとってメイコーはただ仕事をする場所ではなく、基板というモノづくりを通してひとつになれる場所だと考えています。基板の生産工程は多いため、ひとつの工程ごとに小さな工場があるような考え方で業務に取り組んでいます。基板製造の生産性を上げるために次工程で手間が省けるような改善をする際等、社員それぞれが基板を作ることに対して真摯に考えてモノづくりをしていると感じます。互いに助け合う文化もあり、とても働きやすい場所だと感じています。