会社を知るABOUT US
What is MEIKO暮らしを支えるメイコーの仕事
わたしたちは、自動車、スマートフォン、IoT機器、産業機器などに
欠かせない最先端電子回路基板の生産と、
電子機器の開発・設計から実装・組立までを
グローバルに行い、多くの人の暮らしを支えています。
メイコーが製造する基板が使われている製品の比率
53%が車載向けとなっており、IT化・自動化といった車の進化を支えています。また、15%を占めるスマートフォンは、人々の生活を便利・快適にするだけでなく、社会インフラとしての役割も担っております。
Historyメイコーの軌跡
アーケードゲームの大ブームにより
発展の礎を築く
1974年10月、現社長・名屋佑一郎が名幸電子工業(現㈱メイコー)を創業。当時、名屋宅の庭にあった十坪ほどの小屋を整備し、パターン設計、スルーホール基板の製造を開始しました。NCマシンがあるわけでもなく、穴あけはすべて手作業、めっきは外注に出していました。1979年に「スペースインベーダー」と呼ばれるシューティングゲームが大流行し、ゲーム基板を提供することで大波に乗り業績の急上昇が始まりました。
転機となった10周年
マルチビデオプロセッサーなど斬新なアイデアから活発に新製品の開発がおこなわれました。1982年に山形名幸電子㈱(現㈱山形メイコー)を設立し、1984年には福島工場の工場用地を確保、1985年には創立10周年を迎えました。しかし、同年プラザ合意により円為替レートが急騰、初めての経常損失を記録。そこで自動車関連での将来性に着目して受注獲得の努力を始め、この大波を乗り切りました。
名幸電子工業株式会社から
株式会社メイコーへ
景気の急変で稼働が先延ばしになっていた福島工場が操業開始。1991年に会社名称を現在の「株式会社メイコー」へ改称しました。同年、バブル崩壊により円高が進行する状況下でも輸出する製品の価格競争力を維持するため、機械化により国内の製造単価の低減を図りました。これによって業界全体が職人芸的な仕事から多額の設備投資を必要とする装置産業へ変化していきました。
積極的な海外展開
2000年12月に旧JASDAQ証券取引所へ株式公開。翌年2001年には同業他社に先駆けて海外進出を果たし、中国広州工場が完成しました。2004年には高多層プリント基板の量産拠点を確保、翌年には旧宮城メイコーを設立しビルドアップ基板の生産拠点を確保しました。2006年には新たに中国武漢工場も完成。2008年に米国サブプライムローン問題の影響でリーマンショックが勃発するも黒字利益という快挙を遂げました。2009年にベトナムEMS工場が稼働を開始。同年に独シュバイツァーエレクトロニック社と業務提携を開始しました。
東日本大震災を乗り越えて
2011年の東日本大震災では宮城工場が津波で被災し、福島工場が原発事故の影響により稼働休止に追い込まれました。苦しい中でも稼働再開を目指し懸命な活動を続け、2011年中に福島工場、2013年に石巻分工場(旧宮城工場)が復旧を完了しています。海外においては、新たな量産工場をベトナムに2工場設立し、拡大するスマートフォン向けプリント基板への需要に応えられる体制を整えました。2015年には福島工場敷地内に太陽光発電所「メイコーソーラーパーク福島」を開設、太陽光発電事業をスタートしました。
主要事業の強化と半導体パッケージ基板への挑戦
2022年には東証プライム市場に上場しました。株式取得によりメイコーエレクディベロップ株式会社(旧 メイコーエンベデッドプロダクツ株式会社)を子会社化し、EMS事業にODM機能を加えて強化しました。当社の主要事業である車載とスマートフォン向け基板の生産体制強化のため、自動化設備の自社開発によりスマートファクトリー化を実現した新たな国内工場「天童工場」を2023年に竣工しました。また今後のマーケット拡大を見据え、第三の事業として半導体パッケージ基板の量産に向けた開発を強化しており、同年に「石巻第2工場」も竣工しました。2024年には創立50周年という節目の年を迎え、さらなる事業拡大に向け挑戦を続けています。
アーケードゲームの大ブームにより
発展の礎を築く
1974年10月、現社長・名屋佑一郎が名幸電子工業(現㈱メイコー)を創業。当時、名屋宅の庭にあった十坪ほどの小屋を整備し、パターン設計、スルーホール基板の製造を開始しました。NCマシンがあるわけでもなく、穴あけはすべて手作業、めっきは外注に出していました。1979年に「スペースインベーダー」と呼ばれるシューティングゲームが大流行し、ゲーム基板を提供することで大波に乗り業績の急上昇が始まりました。
転機となった10周年
マルチビデオプロセッサーなど斬新なアイデアから活発に新製品の開発がおこなわれました。1982年に山形名幸電子㈱(現㈱山形メイコー)を設立し、1984年には福島工場の工場用地を確保、1985年には創立10周年を迎えました。しかし、同年プラザ合意により円為替レートが急騰、初めての経常損失を記録。そこで自動車関連での将来性に着目して受注獲得の努力を始め、この大波を乗り切りました。
名幸電子工業株式会社から
株式会社メイコーへ
景気の急変で稼働が先延ばしになっていた福島工場が操業開始。1991年に会社名称を現在の「株式会社メイコー」へ改称しました。同年、バブル崩壊により円高が進行する状況下でも輸出する製品の価格競争力を維持するため、機械化により国内の製造単価の低減を図りました。これによって業界全体が職人芸的な仕事から多額の設備投資を必要とする装置産業へ変化していきました。
積極的な海外展開
2000年12月に旧JASDAQ証券取引所へ株式公開。翌年2001年には同業他社に先駆けて海外進出を果たし、中国広州工場が完成しました。2004年には高多層プリント基板の量産拠点を確保、翌年には旧宮城メイコーを設立しビルドアップ基板の生産拠点を確保しました。2006年には新たに中国武漢工場も完成。2008年に米国サブプライムローン問題の影響でリーマンショックが勃発するも黒字利益という快挙を遂げました。2009年にベトナムEMS工場が稼働を開始。同年に独シュバイツァーエレクトロニック社と業務提携を開始しました。
東日本大震災を乗り越えて
2011年の東日本大震災では宮城工場が津波で被災し、福島工場が原発事故の影響により稼働休止に追い込まれました。苦しい中でも稼働再開を目指し懸命な活動を続け、2011年中に福島工場、2013年に石巻分工場(旧宮城工場)が復旧を完了しています。海外においては、新たな量産工場をベトナムに2工場設立し、拡大するスマートフォン向けプリント基板への需要に応えられる体制を整えました。2015年には福島工場敷地内に太陽光発電所「メイコーソーラーパーク福島」を開設、太陽光発電事業をスタートしました。
主要事業の強化と半導体パッケージ基板への挑戦
2022年には東証プライム市場に上場しました。株式取得によりメイコーエレクディベロップ株式会社(旧 メイコーエンベデッドプロダクツ株式会社)を子会社化し、EMS事業にODM機能を加えて強化しました。当社の主要事業である車載とスマートフォン向け基板の生産体制強化のため、自動化設備の自社開発によりスマートファクトリー化を実現した新たな国内工場「天童工場」を2023年に竣工しました。また今後のマーケット拡大を見据え、第三の事業として半導体パッケージ基板の量産に向けた開発を強化しており、同年に「石巻第2工場」も竣工しました。2024年には創立50周年という節目の年を迎え、さらなる事業拡大に向け挑戦を続けています。
社会からも高い評価を得る企業へ
成長を続けています。
「時価総額」が、年々上昇傾向。
Futureこれからのメイコー
エレクトロニクスの進化に
挑戦し発展して社会に貢献する
エレクトロニクスとは、電子機器の半導体や小さな電子部品、内蔵しているプログラムやネットワークなどの総称です。
現代の私たちの暮らしにおいて、エレクトロニクス技術は必要不可欠なものです。
時代の変化やお客様のニーズに応えながら、創造的な技術開発に挑戦し、新規事業の開拓を行い、豊かな未来に貢献します。
メイコーがグローバル売上No.1を誇る車載機器分野に加え、グローバル売上TOPクラスのスマートフォンを中心とした通信機器分野で未来を支える。
クルマのIT化・自動化のイノベーションが到来。クルマは、常時インターネットに接続する「CONNECTED CAR(コネクティッド・カー)」の時代に突入します。
自動運転では、周囲の情報を察知するセンサーと得た情報を認知・判断して指令を出し、その指令を受けて操作が行われるため、認知・判断に高性能なAI半導体が使われます。
自動車の電動化では、課題となる航続距離の延長と充電時間の短縮のため、インバーターの高効率化と高電圧化が進んでいきます。
メイコーの基板は、エンジン制御、ブレーキ制御、周囲レーダー、赤外線カメラなどに使用されており、これらの来たるべきクルマの未来を、これまで培ってきた世界水準の技術とノウハウで支えています。
また、スマートフォンをはじめとする通信機器向けに開発した高密度高配線でハイスペックなプリント基板は、次世代の通信社会を実現するためになくてはならない高速回線対応の特長を持っています。次世代の通信社会では、どれだけスピーディーな情報のやり取りができるかが重要になってきます。メイコーではスマートフォンに加えてその基地局および低軌道衛星通信で使用する基板を開発・生産しており、次世代インフラの未来を支えていきます。
次世代半導体パッケージに向けた微細化のためのプロセスと新材料の開発。
AIやクラウドコンピューティング、ビッグデータ、高速通信、自動車のインテリジェンス化など、 急速なエレクトロニクスの進化とともに半導体も年々進化を続けています。メイコーは半導体部品の中の「半導体パッケージ基板」を新たな事業の柱として推し進めています。
さまざまな高周波材料のプロセス検 討に加えて「ガラス基板」のプロセス開発にも着手をはじめ ています。ガラス基板は製造プロセスが確立されていない非常に難易度の高い基板ですが、今後の半導体になくてはならない技術と捉え研究開発を進めています。
「活用が進むAI(人工知能)のインフラとして重要なAIサーバーに向けた電源基板の開発」
近年急速に普及・拡大が進む成長分野のインフラとして、AIサーバーが挙げられます。AIサーバーにて用いられるGPUは、アプリケーションの高性能化に伴い、より多くの電力供給が必要となります。ただし一方で、チップレット技術など高集積化にともない、フットプリントが限られる中で、GPUへの最短配線での電力供給ネットワークが必要となり、配線エリアなど設計制限も生じます。よって、部品メーカー様と共に、メイコーのキャパシタの基板内蔵化技術により、GPUの直近に内蔵キャパシタを配置し、低インダクタンスかつ低ノイズの電源基板の提供を目指しております。
メイコーがグローバル売上No.1を誇る車載機器分野に加え、グローバル売上TOPクラスのスマートフォンを中心とした通信機器分野で未来を支える。
クルマのIT化・自動化のイノベーションが到来。クルマは、常時インターネットに接続する「CONNECTED CAR(コネクティッド・カー)」の時代に突入します。
自動運転では、周囲の情報を察知するセンサーと得た情報を認知・判断して指令を出し、その指令を受けて操作が行われるため、認知・判断に高性能なAI半導体が使われます。
自動車の電動化では、課題となる航続距離の延長と充電時間の短縮のため、インバーターの高効率化と高電圧化が進んでいきます。
メイコーの基板は、エンジン制御、ブレーキ制御、周囲レーダー、赤外線カメラなどに使用されており、これらの来たるべきクルマの未来を、これまで培ってきた世界水準の技術とノウハウで支えています。
また、スマートフォンをはじめとする通信機器向けに開発した高密度高配線でハイスペックなプリント基板は、次世代の通信社会を実現するためになくてはならない高速回線対応の特長を持っています。次世代の通信社会では、どれだけスピーディーな情報のやり取りができるかが重要になってきます。メイコーではスマートフォンに加えてその基地局および低軌道衛星通信で使用する基板を開発・生産しており、次世代インフラの未来を支えていきます。
次世代半導体パッケージに向けた微細化のためのプロセスと新材料の開発。
AIやクラウドコンピューティング、ビッグデータ、高速通信、自動車のインテリジェンス化など、 急速なエレクトロニクスの進化とともに半導体も年々進化を続けています。メイコーは半導体部品の中の「半導体パッケージ基板」を新たな事業の柱として推し進めています。
さまざまな高周波材料のプロセス検 討に加えて「ガラス基板」のプロセス開発にも着手をはじめ ています。ガラス基板は製造プロセスが確立されていない非常に難易度の高い基板ですが、今後の半導体になくてはならない技術と捉え研究開発を進めています。
「活用が進むAI(人工知能)のインフラとして重要なAIサーバーに向けた電源基板の開発」
近年急速に普及・拡大が進む成長分野のインフラとして、AIサーバーが挙げられます。AIサーバーにて用いられるGPUは、アプリケーションの高性能化に伴い、より多くの電力供給が必要となります。ただし一方で、チップレット技術など高集積化にともない、フットプリントが限られる中で、GPUへの最短配線での電力供給ネットワークが必要となり、配線エリアなど設計制限も生じます。よって、部品メーカー様と共に、メイコーのキャパシタの基板内蔵化技術により、GPUの直近に内蔵キャパシタを配置し、低インダクタンスかつ低ノイズの電源基板の提供を目指しております。
ESGへの取り組みや働きやすい
職場づくりなど
その他にも、メイコーが成長を続け社会に貢献するために、様々な施策、計画が進んでいます。
Features数字で見るメイコー
メイコーの基板が
利用されている製品一覧
電気で動くものすべて
※2024年11月時点の情報となります
Mission企業理念
モノづくりを通して
お客様に最高の製品とサービスを提供し
社員と社会に幸福を
メイコーグループは、公正な競争を通じて適正な利潤を追求するとともに、広く社会にとって有用な存在であることを目指します。そのためメイコーグループは、次の9原則に基づき、国の内外を問わず、人権を尊重し、法令遵守、グローバルルールおよびその精神を遵守するとともに、高い理念を持って、持続可能な社会の創造に貢献するグローバル企業として行動いたします。
企業行動憲章
- 社会的に有用で信頼性の高い製品・サービスを、品質・安全性や顧客情報の保護に十分考慮して開発・提供し、お客様の満足と信頼を獲得いたします。
- 創造的な技術開発に挑戦し、新規事業の開拓を行い、豊かな未来に貢献します。
- 公正、透明、自由な競争ならびに適正な取引を行い、政治・行政との健全かつ正常な関係を保ちます。
- 株主はもとより、お客様・投資家・お取引先・従業員など、さまざまなステークホルダーとのコミュニケーションを行い、企業情報を積極的かつ公正・迅速に開示し、企業活動の透明性を高めます。
- 従業員の多様性、人格、個性を尊重するとともに、安全で活き活きと働きやすい環境を実現します。
- 環境問題への取り組みは人類共通の課題であり、地球環境への負荷を軽減し、持続可能な社会づくりに貢献します。
- 良き企業市民として、積極的に研究、教育、環境保全、地域社会奉仕などによる社会貢献活動を行い、反社会的勢力および団体とは断固として対決いたします。
- 国際的な事業活動においては、グローバルルールやローカルの法律の遵守はもとより、現地の文化や慣習を尊重し、その発展に貢献いたします。
- 経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範のうえ、社内に徹底するとともに、グループ企業や取引先に周知させます。また、社内外の声を常時把握し、実効あるガバナンスの整備を行うとともに、企業倫理の徹底を図ります。